住まいづくりブログ

2020/07/17

家づくりにかかるお金の話

投稿者:株式会社ウッドフレンズ/二ホンのくらし

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 家づくりって、一体いくらかかるの?

 

家を建てようと考え始めたとき、まず気になるのが「費用」のことではないでしょうか?

家づくりに必要な費用は、土地から探して建てる場合、「土地」「建物」「諸費用」の3つに分かれます。

それぞれ、具体的な金額を例に挙げて説明します。

 

1.土地の購入費用

土地から探す場合、土地を購入費用に含めて予算組みをする必要があります。(建替など、既に土地をお持ちの場合は必要ありません。)

土地の取引は非課税のため、消費税はかかりません。

たとえば、土地の価格を1,000万円(敷地面積:40坪)-(1)と仮定します。

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2.建物を建てる費用

住宅会社によって細かい分類が変わりますが、おおまかな内容は以下の通りです。

建物本体工事費

建物そのものにかかる費用です。

構造体・内外装はもちろん、住宅機器(キッチンやトイレなど)、屋内の電気・水道・ガスの配管費用などが含まれます。

ニホンのくらしの「国産ひのきの家」の場合、32坪プランで1,580万円(税抜)-(2)です。

附帯工事費用

建物を建てて、実際住めるようにするための工事です。

以下のような費用が想定されます。

敷地調査・地盤調査料、建築確認申請など申請料、造成工事、解体工事、屋外給排水工事、屋外電気引込工事、屋外ガス工事、仮設工事、地盤改良工事、外構工事、浄化槽、エアコン、カーテン、照明器具、テレビアンテナ、光ファイバーなど

このうち、敷地の状況に関係なく最低限かかる費用として、敷地調査・地盤調査料、建築確認申請など申請料、屋外給排水工事、屋外電気引込工事、屋外ガス工事、仮設工事費用を、およそ200万-(3)ほど想定しておきます。

工事代合計

約1,780万円(税抜、1+2+3)-(4)

消費税

工事代金の8%(20175月現在)ががかかります。

この場合、142.4万円-(5)です。

請負契約金額

1,922.4万円(税込、4+5)

  

土地+建物の費用としては、1,000+1,922.4=2,922.4万円と言う事になります。

(実際には、地域・エリアや立地条件、防火・用途地域などにより、土地価格も建物工事代も変わりますので、あくまで大まかな目安としてお考えください)

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3.諸費用

土地契約の際、仲介手数料、契約印紙代、住宅ローンの保証料・手数料、登記費用、固定資産税の精算金などが必要となり、また建物契約の際、契約印紙代、住宅ローンの保証料・手数料、登記費用、火災保険料などが必要となります。

住宅ローンの借入金額や年数、土地価格などによって合計金額は変わりますが、だいたい200万円位を想定しておくと良いでしょう。 

諸費用は、マンションや建売住宅を購入する場合でも必要となりますので、金額の前後はあると思いますが、上記の金額程度は現金で用意しておくとよいでしょう。

 

 

良い土地が見つかった!?

気に入った土地が見つかった場合、不動産業者か信頼できる住宅メーカーでも良いので、附帯工事としてどのような費用がかかり、概算で総額がいくらになるのかを教えてもらい、予算と照らし合わせて検討する事をお勧めいたします。

条件の良い土地は、早く購入意思表示をしないと、他の人に取られてしまいます。

スピード対応で、土地と建物で総額がいくらになるのかをすぐに提示してくれる不動産業者か住宅メーカーに依頼することが肝要となります。

 

いくら条件の良い土地でも、総額を把握する前に「買います!」と意思表示をすることは避けましょう!!。

 

土地に予算をかけすぎて、建物予算があまり取れなくなったり、土地価格の安さに惹かれて買ってしまったが、宅地造成工事や残土処分費、地盤改良工事などで○百万円必要になり、結局土地代と合わせるとそんなに安くなかった、と言ったケースはよくあります。

あくまでも、土地と建物の両方が納得できることが重要です。

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 最後に!

総額の予算はいくら位で設定すればよいのか、とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、現在の家賃を住宅ローンに置き換えた場合に幾ら借り入れできるのか、そのローン金額と手持ちの現金で総額を設定し、マンションや建売住宅を含めて検討されてみてはいかがでしょうか?

すると、場所の良し悪しや家の好みなどが分かってきて、またエリアによっては当初の予算では足らないなど、徐々に現実味が増してきます。

いずれにしても、まず第一歩を踏み出してみるところからがスタートです。

皆様の家づくりの一助になれば幸いです。

 

 

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