住まいづくりブログ
2020/07/17
住まいづくりを始める前に!-前編
投稿者:株式会社ウッドフレンズ/二ホンのくらし
みなさま、こんにちは!
住まいに関するいろんな情報をお伝えする、ニホンのくらし・住まいづくりブログ編集部です。
今回は、具体的に住まいづくりを考え始める前にみなさまに知っておいて頂きたい、豆知識的なお話しを前編・後編の2回に分けてお送りします。
■住まいづくりは何から考え始めますか?
いざ、住まいづくりを計画し始めようとしても、何から手をつけたら良いか分からなくなることってありませんか?
間取り? 資金計画? メーカー選び? インターネットでは様々な情報があふれていて、余計に分からなくなってしまいますよね?
ならばと、住宅総合展示場に出かけ、いろいろなハウスメーカーのモデルハウスを見学し、気になったメーカーの営業マンと話してみるってことがあると思います。
営業マンは自社の住宅を気に入っており、熱く語りますから、初めて総合展示場に行き、色々な情報を得たいと思っている皆様には、大変参考になると思います。
では、多くの方々は、どのようにメーカーを決めているのでしょうか?
(平成28年度 住宅市場動向調査/国土交通省 より)
住まいを決めた理由について、最も多いのは「信頼できる住宅メーカーだったから」となっており、信頼できる住宅メーカーに依頼するということは、たいへん重要であることが分かります。
では、信頼できる住宅メーカーでご自身の夢の実現!に進むために、まずはどのように探したらいいのか?というお話をしたいと思います。
このグラフを見て皆様はどのように感じますか?
住宅には様々な工法がありますが、最も多い木造が56.5%を占めていますが、非木造ではわずか13.5%しかありません。
ここで、おやっと思われた方がいらっしゃると思います。
有名な大手プレハブメーカーのシェアは、全体の新築住宅からすると非常に少ないということになります。
では、なぜ木造建築が圧倒的に多くプレハブメーカーが少ないのか?という疑問が発生すると思いますので、それぞれのメリット・デメリットについて順にお話していきます。
□プレハブ建築のメリット(あらかじめ工場生産品を組み合わせる事のメリット)
→工期が短い(約2カ月~3カ月で完成)
→工場生産なので、品質が安定する。
→価格が明確で、比較的に安価でできる。
□プレハブ建築のデメリット
→工場生産品なので外観や使う建材に制限がある。
→プレハブ認定の生産品なので、後々のリフォームや増築に制限が多く出る。
→標準品に制限があり、それ以外のものを希望すると高額になる。
最近のプレハブ住宅は、換気や空調・防犯・ネット対応・太陽光発電・地熱システム・蓄電装置など、様々な機械設備を標準で搭載し、安価であるとは言えなくなってきています。
これらより、プレハブ建築は、間取りや外観にさほどこだわりがなく、性能面を重視という方に向いているといえます。
どうでしたか?
大手プレハブメーカーのシェアについては、意外な感想を持たれた方も多いのではないでしょうか?
次回は、木造のメリット・デメリットから、まとめの話をお送りしたいと思います。