住まいづくりブログ
2020/07/17
小さな土地でも快適に住もう!!
投稿者:株式会社ウッドフレンズ/二ホンのくらし
これから土地を探して家を建てよう!とお考えのみなさま。
なかなか希望に合う理想の土地って無いですよね?
「こんなに小さな土地では、自分の思うような家は出来ないかなぁ。。。。」と思って、土地の大きさや間口の寸法だけで対象外にしていませんか?
たとえ、希望から外れた小さな土地でも、間取りやくらし方を工夫する事で、ゆったりと快適な空間をつくる事は可能です。
もしかしたら、こんなところに住めない!と思っていた場所も候補地になるかもしれません。
今回のテーマは、そんな土地でも快適に住む為の工夫のあれこれです!
< ゆったりリビング重視型>
各個室を最小限のスペースとし、LDKを最大限までひろびろと設けます。
家族みんなで過ごす空間を大きくする事で、たとえば、子供たちの勉強はダイニングでやって、親が勉強を見てあげるパターンです。
ごく一般的な間取りではLDKで16帖くらい、ちょっと広めで18帖なんていう大きさが多いですが、思い切ってLDK20帖以上確保し、その代わり主寝室や子供部屋は4.5~6帖位で割り切るという考え方です。
<個々の居室重視型>
子供もある程度大きくなってきたから、各部屋を優先したいという方むけで、LDKをL+D+Kではなく、K+LDと考えるパターンです。
一般的なLDのように、ダイニングテーブルとソファを別々で購入して、空間を分けるのではなく、ソファやベンチタイプの椅子と少し低めのダイニングテーブルと言う組み合わせで、くつろぎの空間と食事の空間を兼用する事が出来ます。
LDKはコンパクトな空間になりますが、快適性は損なうことなく住まう事ができ、かつ主寝室や子供部屋を広く確保する事が出来ます。
<LDKを2階へ>
一般的な間取りでは、1階は玄関、LDK、トイレ・洗面・お風呂、階段が設けられます。
このうち、LDK以外はだいたい大きさが決まっているため、土地の大きさや予算によって影響を受けるのがLDKと言う事になります。
予算は調整可能かもしれませんが、土地の大きさや間口は何ともならないため、必然的にLDKの最大可能帖数が決まってくるという事になるのです。
そこで、2階にLDKを設けるという手法が活きてくるのです。
2階にLDKを設ける場合、玄関とトイレ・洗面・お風呂が1階のままであれば、最低でも7帖以上広く出来る計算になるのです。
なおかつ、小屋裏空間を有効に使えるため、勾配天井にしてさらに広く感じさせる工夫も出来ます。 加えて、ロフトを設ければ、日常使いの共用収納スペースや子供たちの遊び場として活用できます。
また、光も取り込みやすくなるため、周囲が比較的背の高い建物に囲まれた環境でも、明るく過ごす事が出来ます。
<部屋の大きさを考えよう!>
今回ご紹介した提案は、どれも少なからず割り切った考え方をしなければいけません。
広くするのは大丈夫だと思いますが、一般的な広さよりも狭くする考え方の場合、広さの感覚がなかなかつかみづらいと思います。
そこで、家具の大きさや寸法などが入って、切り取って並べ替えたりして使用できる”おきかえシート”というツールをご用意しています。
ここからダウンロードできます ⇒ 「おきかえシート」
今回ご紹介したアイディアだけでも、「ばっちり希望のエリアなんだけど、ちょっと小さいかなぁ~」、とか「予算的にはOKだけど、間口が狭いからどうかなぁ~」なんていう悩みが、多少は解決できるんじゃないでしょうか?
他にも色んなアイディアがありますので、ご紹介していきたいと思います。
是非、参考にして下さい。