住まいづくりブログ
2020/07/17
住まいづくりを始める前に!-後編
投稿者:株式会社ウッドフレンズ/二ホンのくらし
みなさま、こんにちは!
住まいに関するいろんな情報をお伝えする、ニホンのくらし・住まいづくりブログ編集部です。
今回は、「住まいづくりを始める前に!」の後編です。
前回のブログでは、プレハブ住宅のメリット・デメリットについてお話ししました。
データでも明らかなように、一般的な印象とは異なり、多くの方が木造で住まいを建てています。
大多数の支持を得ているから問題無いということではありませんが、木造・プレハブそれぞれのメリット・デメリットを正しく理解して、住まいづくりを進めていただきたいと思います。
■木造住宅のメリット・デメリット
・木造住宅のメリット
→他の工法に比べ安価である
→間取り・外観デザインの自由度が高い
→将来のリフォーム・増改築がし易く、比較的安価にできる。
・木造住宅のデメリット
→柱のない大きな空間はつくれない(一般的には巾2間まで)
→3階建てより高く建てることができない
→防火地域(都心部など)では、100㎡以内までといった規制がある
前回のデータの通り、多くの支持を得ている最大の理由は、比較的安価であるにもかかわらず、間取りや外観の自由度が高く、こだわりを表現できるということではないでしょうか?
一般的な2階建ての住宅をつくるうえでは、最適な工法であるということが言えると思います。
一方、「建築」という観点で見ていくと、大きな空間が出来ないとか、高層建築が出来ないなどのデメリットも出てきますが、「建築」ではなく、「住まい」に焦点を当てているので、トータルで考えると「木造住宅」がベストな選択となり、前回のようなデータ結果になっている、ということがご理解いただけると思います。
前回のブログと合わせて、ざっくりですが、工法の違いによるメリット・デメリット、得意・不得意がご理解いただけたのではないかと思います。
訪れた住宅展示場やモデルハウスで聞いた話しに惑わされることなく、住まいづくりをご検討される皆様方の、それぞれのご要望と照らし合わせて、ベストな選択をしていただける一助になればと思います。