維持管理
車や家具と同じように、住まいも手をかけるほどに愛着が増し、長く住み続けることが出来るようになります。その際重要なポイントは、設備や仕上げなどの目に見える部分だけでなく、給排水の配管などの、普段は目に見えない部分のメンテナンスです。ニホンのくらし注文住宅は、トラブルの発見・修理・交換・リフォームがしやすい設計仕様としています。
維持管理対策等級3を標準設計仕様としています。
最高等級
給排水管・ガス管の維持管理をしやすさを表しており、専用配管と共用配管(共同住宅のみ)とに分けられ、それぞれ等級1~3で表示されます。
たとえば専用配管で、「清掃口及び点検口が設けられている等、維持管理を用意にすることに特に配慮した措置が講じられている」場合には、もっとも高い「等級3」が表示されます。
さや管ヘッダー工法
樹脂製のさや管の中に、本来の給水管を通す二重構造の配管工法です。
給水・給湯を一元的に分配するヘッダーと呼ばれるユニットから、各水栓まで供給されます。途中に分岐がないので、複数の水栓を同時に使用した場合でも、水量変化が少なく、安定した給水、給湯量が得られます。 内部の給水管も樹脂製なので錆びることがなく、軟らかくて曲げやすく、鋼管のように継ぎ手がいらないので、水漏れの危険性が少なくなります。
また、内部の給水管が劣化した場合、抜き出して簡単に交換できるので壁や天井などを壊す必要がありません。



基礎・スリーブ配管
基礎工事のとき、コンクリートの打設前にスリーブを設置する配管方法です。
そのスリーブの中に、給水管や配水管を通します。管と基礎コンクリートが直接接触していないため、将来、構造躯体に影響を与えることなく、容易に点検や補修工事などのメンテナンスを行うことができます。
